通常のゴマだしうどんは、ゴマだしをうどんにたっぷり入れて食べる、というシンプルなもの。でも今回、マスターから提案されたのは、ちょっと変わった食べ方でした。
まず、お猪口のなかにゴマだしを入れ、それにうどんの汁を少し加えて溶かし、それにうどんをつけてまず食べる。うどんを食べたら、お猪口にカボスを搾り、ちょっとかき混ぜてから、うどんを入れて食べる。次には、それに柚子胡椒を加えて、うどんを入れて食べる。最後に、お猪口に豆乳を加えて、それにうどんを入れて食べる。という感じで、1回1回の味わいがどんどん変わる楽しみ、というものを味わいました。
ところで、ゴマだしというのは、見た目からは想像できないぐらい、相当に手間ひまをかけて作ったものでした。
ゴマだしの作り方は、味愉嬉のホームページに詳しく紹介されていますが、以下にその一部をコピペしておきます。えそというのは、砂地に生息する白身魚です。
- えその下処理をする(うろこ取り→頭・内臓取り→二枚におろす)
- えそを焼く
- 胡麻を炒る
- 胡麻を擂る
- 焼けたえその皮・骨を取る(骨は醤油と一緒に合わせる)
- 醤油を火にかけて沸騰したら冷ます
- 擂った胡麻とえそを合わせる
- 7に少しずつ醤油を加える
- 8を鍋に移し火を通し冷ます
うどんを美味しくいただいたあとは、おにぎりを頼み、それにゴマだしをたっぷり載せていただきます。
うーん、完璧なお昼になりました。
佐伯のお昼と言えば、もちろん寿司が有名ですが、このゴマだしうどんもさすがの味です。そして、実はほかにも、とても美味しいユニークなカレー屋さんがあるのです。
佐伯探訪はまだまだ続きそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿