2020年10月26日月曜日

東京の都心の庭のある我が家でご一緒しませんか

今年の酉の市はいつもと全然違った

インドネシア風ミーゴレン、ハラルにして欲しい


色々と怒りや諦めや悲しみを感じ続ける今日この頃で、それをブログに殴り書きしたい気持ちにもなるのですが、敢えて、それを抑えて、現実逃避???

東京の我が家の庭もすっかり秋めいてきました。庭に植えてある柿の木やザクロの木も実をつけて、まさに実りの秋。

私の知らないうちに、妻がザクロの実を獲ってきていて、リビングテーブルに飾っていました。


ザクロの実を一つとって、割って二人で味見。いくつか粒をほおばって、しばらくするとさわやかな甘みが口の中に広がります。

ザクロは1年おきぐらいに豊作となり、以前、食べ切れないほどなったこともありました。

ザクロ以外に、庭には2本の柿の木があります。1本は甘柿、1本は渋柿。次の写真は渋柿です。


そして、こちらは、甘柿。


食べ頃までにはまだもう少しありそうな感じです。

庭の花々もすっかり秋の装いです。次の写真はホトトギス。まだ咲き始めですね。


ツバキの木は、種がパチパチはじけて、土の上に落ちていきます。



今住んでいる家の隣に、新しい家を建てました。もう少ししたら、その新しい家へ引っ越す予定ですが、隣なので、何だかんだとのんびり構えてしまっています。

新しい家へ移った後、今住んでいる家は、ちょっと修繕した後(築50年ぐらいなので)、一軒家としてどなたかにお貸ししようと思っています。我が家は万事のんびりペースなので、来年の春頃に入居できるように準備できればと思っています。

同じ敷地内で、私たちと一緒に暮らしてみたい方はいらっしゃいませんか。

春は桜が咲き、夏にかけては緑が濃く茂り、秋には実がなり、冬には福寿草が咲いてきます。ツバキ、くちなし、アジサイ、ツツジ、ユキノシタなどなど・・・。季節が感じられる庭です。

家の間取りは、1階がダイニング+台所+バストイレで、2階にふすまで隔てられた畳の部屋(寝室)が2つ。昔の家なので、畳も1畳が少し大きめで、2階には日当たりのよい縁側がついています。

不動産屋さんを通す予定はありません。この方なら、と、直接、信頼できる方にお貸ししたいです。場所は、JR山手線・大塚駅から徒歩8分です。池袋までも歩いていける距離です。

もしご興味のある方がいれば、メールで私までご連絡ください。


今年の酉の市はいつもと全然違った

インドネシア風ミーゴレン、ハラルにして欲しい


2020年10月20日火曜日

インドネシア風ミーゴレン、ハラルにして欲しい

東京の都心の庭のある我が家でご一緒しませんか

インドネシア政府が情報サイト『JAIPONG』を開設


色々日々思うことは多く、ときには絶望感に苛まれることもあって、ブログを書けそうで書けない毎日を送っています。日本学術会議の問題やら菅首相のインドネシア訪問やら、自分の気持ちをうまくまとめられず、たわいのないことを書いて、お茶を濁すような感じになってしまうのが、自分でも残念なのですが・・・。

今回は、インドネシア風ミーゴレンの話。もちろん、これは、最近、某コンビニで新発売された食品です。このところ、シンガポール風福建麺、西安風うま辛香油麺ビャンビャン麺など、アジアづいているこのコンビニが出したものです。


1日に必要な野菜の量の半分を摂取できる、というのがうたい文句。インドネシアのミーゴレンで野菜たっぷりなのは、あんかけのミーゴレン。イーフーミー(伊府麺)や揚げ焼きそば(ミー・クリン)あたりでしょうか。海老がのっているのはご愛敬ですね。

具の下には、黒めの色の中太麺。一般的な上海焼きそばの麺よりちょっと太いぐらい。

お、この赤いのはサンバル(チリソース)!! やった、辛いのだろうな。期待してしまう。

それで、食べてみての感想は・・・。

割りと美味しい野菜焼きそば・・・という感じ。

サンバルにみえたものは、トマトペーストでした。それ自体はまずくないけど、辛くない。うーん、日本の野菜焼きそばだなあ。


原材料名をみても、どこにも「トウガラシ」と書かれていませんでした。

そして・・・。

なんと、ゼラチンと豚肉を使っているのですよ。

日本にいるインドネシア人のイスラム教徒の友人たちは、インドネシア風ミーゴレンを食べられないのかあ・・・。

日本でのハラルについての考え方ですが、イスラム教徒だけが食べるもの、と思っていないでしょうか。

ハラル食品は、イスラム教徒でなくても食べられます。食べていいのです。私たちが普通に食べていいのです。もちろん、中身によっては、牛を神聖なものとするヒンドゥー教徒の方々や菜食主義者で食べられない方もいらっしゃるかもしれませんが。

ハラル食品のマーケットは、おそらく、豚由来のもののマーケットよりも広いかもしれません。インスタントラーメンのマーケットで、なぜ日本のラーメンがなかなか入り込めない一方で、インドネシアのインドミーが世界中で受け入れられているのか。それはハラルだからです。

もちろん、日本のラーメンは美味しいですが、豚にこだわることで、逆に世界中で広くは受け入れられにくいのです。

今回のインドネシア風ミーゴレン、せめてゼラチンと豚肉を使わないで欲しかったです。使わなくても美味しくできます。もし、ハラルだったら、必ずや、日本国内のイスラム教徒だけでなく、海外でもこの商品は受け入れられることでしょう。

懐かしい故郷の味に出会えた、と思ったのに、食べられなくて残念、という友人たちの顔が思い浮かんでなりません。

是非、次回、インドネシア風ミーゴレンを販売するときは、ハラルにして欲しい、です。そして、辛い本物のサンバルも!


東京の都心の庭のある我が家でご一緒しませんか

インドネシア政府が情報サイト『JAIPONG』を開設


2020年10月14日水曜日

インドネシア政府が情報サイト『JAIPONG』を開設

インドネシア風ミーゴレン、ハラルにして欲しい

東京でルルド、以前に東ジャワで遭遇


インドネシア政府は、日本からインドネシアへの投資促進を目的として、日本語とインドネシア語でインドネシアのビジネス情報を提供する情報サイト『JAIPONG』を開設しました。リンクは以下の通りです。

JAIPONG

ジャイポンというのは、西ジャワのスンダ族の踊りである「ジャイポンガン」からとったもので、躍動感を示したものらしいです。近年のジャイポンガンは、健康ブームに乗って、スポーツ民謡的な要素もみられるようになりました。

このサイトには、投資、輸出入、人材開発協力、政策データ、観光地などの項目ごとに情報が入っています。中身については、実際にご覧になってみてください。

JAIPONGのサイトのスクリーンショット

このJAIPONのリリースと合わせて、10月14日にはバーチャルでのインドネシア=日本ビジネスフォーラムも開催されました。以下のYouTubeサイトから録画を見ることができます。

Indonesia-Japan Virtual Business Forum

この動画の最後に、動画で披露された様々な資料のダウンロード・サイトが出ていますので、ご利用ください。資料のなかには、日本からの投資を期待する案件の説明などが含まれています。

インドネシアは、雇用機会拡大のための外国投資誘致を目指して、雇用創出法(オムニバス法)を10月5日に国会成立させましたが、それだけでは、日本からの投資を呼び込むのは難しいのではないか、という主旨を、インドネシア語での個人ブログに書きました。興味のある方は、以下のサイトから入ってご笑覧ください。

Selamat Peluncuran JAIPONG, Tapi Belum Cukup untuk Menarik Investasi dari Jepang

雇用創出法(オムニバス法)については、今月中の何らかの機会に、その内容と問題点、政治社会的な影響も含め、まとめてお話する機会を作りたいと考えております。日時が決まりましたらお知らせします。なお、個別にお話することも可能ですので、ご入用の方は、メールにて matsui@matsui-glocal.com にコンタクトされてください。


インドネシア風ミーゴレン、ハラルにして欲しい

東京でルルド、以前に東ジャワで遭遇


2020年10月12日月曜日

東京でルルド、以前に東ジャワで遭遇

インドネシア政府が情報サイト『JAIPONG』を開設


妻と一緒に、新居の庭に植える日本水仙の球根を買いに、椿山荘近くの園芸店へ行ったついでに、東京カテドラル聖マリア大聖堂へ行ってみました。

丹下健三氏が建築した建物は、荘厳かつ鋭敏で、天へ向かう曲線に見入ってしまったのですが、妻が「ルルドの奇跡、見に行こう」と言って、大聖堂を右に見ながら左へ曲がり、言われるままに進んでいくと・・・。ありました、ルルドの奇跡。



ルルドとは、フランスの西南、ピレネー山脈の奥地にある町で、1858年、キリストの聖母堂マリアが町外れの洞窟でベルナデツタという名の少女の姿になって現れ、平和のために祈るように勧め、そしてそこに湧いた霊水を飲むことで不治の病が完全に治った、という話がもとになっています。

説明板によると、教会の厳正な科学的調査によって、1862年にそれが事実であると認めたとのことです。ここにある洞窟は、1911年に実物と全く同じ大きさで建てられたものだそうです。

東京のど真ん中に、こんな場所があるんだー、と思いながら、ふと、「これって、たしかどこかで見たことあるなあ」と思いました。

それは、東ジャワ州クディリ近くでみたものでした。日本と同じレベルのケーキを出すクディリの友人の菓子店を他の友人たちと訪問した後、訪れた場所でした。


2015年4月4日でした。クディリの中心市街から18キロ離れたプサラン(Puhsarang)村にあるこのマリア像も、話は全く同じ、ルルドの奇跡でした。

きっと、世界中にこうしたルルドの洞窟があるのだろうな、と思いました。教会の厳正な科学的調査によって奇跡を証明、というところを理解するまでには到底至らないにしても。


2020年10月5日月曜日

ムハマド・ユヌス博士の言葉

東京でルルド、以前に東ジャワで遭遇

よりどりインドネシア第78号発行+舞台裏


色々書きたいことはあるけれど、何となく書く気にならず、しばし、ブログをお休みしてしまいましたが、今日(10/5)、短時間でしたが、オンラインでムハマド・ユヌス博士のお話を聞く機会に恵まれました。

これは、昨年5月に参加した、バングラデシュへの事業研修ツアーを主宰したサンパワー株式会社様の計らいで実現したもので、同ツアーの参加者も多数、一緒に聴講しました。


ユヌス博士からは、新型コロナウィルス感染拡大のなかで、今後、どのような意識でビジネスを進めていく必要があるのか、とくにソーシャルビジネスはどうあるべきか、といったことについて、30分程度、話を聴きました。

現状については、まず、新型コロナによるショックを吸収し、ダメージを最小化する努力をする。ビジネスに何が起こっているかをよく見渡す。ビジネスだけでなく、人々に何が起こっているかをよく見る。そしてこれが世界にとって巨大な問題であることを理解し、自分の存在が小さいものであることを自覚する。自分の内面に問いかける。自分自身を発見し、自分の創造力を最大化させようと努める。最大で最深の危機であることを理解する。

過去へ戻ることは意味がない。今や、完全なトランスフォーメーションが求められている。過去の世界は危険な世界であり、過去へ戻ることは自殺行為である。富める国々が様々な問題を引き起こしてきた。地球環境問題も、貧困も、格差も。私たちの思考を変え、3ゼロ(二酸化炭素ゼロ、貧困ゼロ、失業ゼロ)の新たな世界を目指す方向づけをするときが今である。

多くのとてつもない困難がある。しかし、最大の危機は最大のチャンスである。

ユヌス博士の言葉からは、今のような時期だからこそ、世界を変えていく機会になるという力強い言葉がありました。利益最大化ではなく人々の幸せのために働け、というメッセージをしっかりと受け止めて、まずは、自分を深く見つめ直して、同志を増やし、新しい世界へ向けて一歩ずつ歩みを進めていきたい、と思った夜でした。


東京でルルド、以前に東ジャワで遭遇

よりどりインドネシア第78号発行+舞台裏