2019年8月31日土曜日

ダリケーのカカオツアーがただのツアーでない理由

手前味噌で恐縮ですが、筆者が毎年コーディネーターとして関わっている、ダリケー主催のカカオツアーが単なるツアーではない理由について、説明したいと思います。


ダリケーというのは、京都に本社のあるカカオに関わる小さな会社です。よく、「チョコレート屋さん」と紹介されますが、正しくは、カカオの会社です。「カカオを通じて世界を変える」という社是を掲げ、インドネシア・スラウェシ島産のカカオを使ったチョコレートや関連商品を製造・販売しています。


カカオの会社ということで、チョコレートを製造・販売することはもとより、他者とコラボして、カカオ油脂を活用したリップクリーム、カカオ茶などの商品を開発・販売するほか、カカオのさらなる可能性を探って、カカオから味噌を作る試みなども行ってきました。

インドネシアは、西アフリカのコートジボアール、ガーナに続く世界2~3位のカカオ生産国であるにもかかわらず、日本ではほとんど知られていません。その理由は、インドネシア産カカオの大半が未発酵カカオだからです。なぜそうなのかの話は今回は置いておいて、ダリケーは、スラウェシ島のカカオ農家グループと組んで、発酵カカオ生産の拡大を図り、それを自社の商品に生かしています。

毎年8月に実施されるカカオツアーは、そのカカオ農家グループを訪ね、交流するツアーなのです。ツアー参加者の多くは、カカオやチョコレートが好きな方々で、家族で参加される方、大学生、お菓子業界の方、新規ビジネスを考えている方など、様々な方が参加されます。今年は、8月18~25日の日程で、20名が参加されました。

ダリケーのカカオツアーは、ただのツアーではありません。その理由は、たとえば、以下のようなものが挙げられると思います。

2019年8月30日金曜日

自宅で上棟式

2019年8月29日、朝から大工さんとトビの方々が入って、作業をしていたと思ったら、夕方には、棟上が終わって、上棟式となりました。


2019年8月14日水曜日

未来の祀りふくしま2019、オーストラリア・チームとの3日間

8月8日朝、インドネシア出張からの帰国早々、東京の自宅にしばし寄った後、福島へ移動し、詩人の和合亮一さんと合流して、今年の「未来の祀りふくしま2019」を構成する二つのアーティスト・グループと会いました。

二つのアーティスト・グループですが、オーストラリア・チームとシアトル大学チームの二つです。実は、2018年12月28日、大雪の日、和合さんの誘いを受けて、この両チームの関係者とお会いし、福島でどのようなアート活動を行うのか、一緒にブレーンストーミングをしておりました。

そして、8月10日にはいわき市立美術館、11日には飯舘村の山津見神社で、オーストラリア・チームと和合さんとのコラボ・イベントに参加しました。これら一連の流れのなかで、地域とのアートの関わり方について、自分なりに色々と考えることができました。

今回は、オーストラリア・チームとの3日間について書きたいと思います。

8月11日、飯舘村・山津見神社でのコラボレーション・パフォーマンス


2019年8月9日金曜日

よりどりインドネシア親睦交流会開催(2019年8月3日)

2019年8月3日、ジャカルタのBatik Kuring Restaurantにて、よりどりインドネシア親睦交流会を開催しました。出席者は5名でしたが、イスラム、LGBT、ジャカルタ暴動、ジョコウィとプラボウォ和解の背景と今後など、様々な話題を自由に語り合う機会となりました。

今後は、日本人とインドネシア人の両方が一緒に共通話題を話し合える、新たな親睦交流会も企画・開催したいと考えています。

2019年8月4日日曜日

真の技能実習を目指す教育訓練機関と協力したい

このブログでもたびたび書いてきましたが、日本の現在の技能実習プログラムを本物にしたいという願いを共有できる、インドネシアの教育訓練機関(LPK)を見つけ出し、協力関係を作り始めています。

これらのLPKは、何年も経験のある機関ではなく、割と新しく始めた機関で、従来の常識や慣習にまだ染まっていない、理想を語り合える相手でもあります。

日本へ技能実習生を送り出すためには、LPKは送り出し機関(SO: Sending Organizaiton)の認可を受けなければなりません。今、お付き合いを始めているLPKは、まだ新しく、実績を作るのはこれからです。SOになるには、日本の監理団体との間でMoUを結ばなければならないのですが、既存の監理団体との間では、なかなか関係を作れないのが現状です。

まあ、まだ実績がないわけですから、いきなりMoUというのも、難しいのはもちろんのことです。

パダンで協議したLPKのチームメンバー(2019年6月25日)

今回、パダンで協議したLPKは、日本で実習を受けた技能が帰国後にインドネシアで生かされていないことをとても残念に思っていました。何とかして、その技能をインドネシアで生かせる人材育成を実現したいと強く願っています。

そこで、今回、彼らから、ある面白い考えが出されました。

2019年8月1日木曜日

こんな夜更けにプテ入りナシゴレンかよ

7月22日のよりどりインドネシア第50号発行、7月25日締切の原稿、7月28日締切の某法令のインドネシア語→日本語翻訳、7月30日夜の福島でのバングラデシュ訪問に関するミニ講演と諸々を何とか片付け、7月31日朝、羽田を出て、ジャカルタ経由で、31日深夜にパダンに到着しました。

出迎え無用と何度も言ったのに、どうしても出迎えたいと空港までやってきた友人の車で、ホテルへ向かったのですが、途中で、立ち寄り。プテ入りナシゴレンを食べていこう、というのです。

プテというのは、独特の臭いにおいのする豆のことで、インドネシアではよく食べるのですが、嫌いな人もけっこういるようです。

夕飯を食べ、パダン行きの飛行機のなかでもパンが出たので、少なめにしてもらって、プテ入りナシゴレンをいただきました。