2018年12月2日、東京・東小金井で開催された「パルに寄り添う~Thinking of Indonesia」と題する小さなイベントで、スラウェシ中部地震について講演しました。
このイベントは、インドネシアに短期留学したり、たまたまインドネシアに滞在していた大学生有志が中心となって企画し、東京在住のインドネシア人有志やインドネシア愛好者グループなどが協力して開催したものです。
このイベントを通じて、スラウェシ中部地震の犠牲者に思いをはせ、何かできないかという思いを募金などの形で果たす意味も持ち、チャリティーのための物品販売も行われました。
出席したのは61名、小さな部屋だったせいもありますが、立ち見も出る盛況でした。
興味深かったのは、おそらく、主催した大学生の友人たちである留学生が多数出席していたことでした。
このため、講演を始める際に、日本語以外に英語も使うことが求められ、急遽、バイリンガルで講演することになりました。
講演資料はすべて日本語で、日本語=英語バイリンガルの準備はなにもしておらず、しかも、日本語=インドネシア語のバイリンガルよりも日本語=英語のほうが個人的には面倒なので、ずいぶんとひどいバイリンガルになってしまったのではと思います。
来てくださった方々には、この場を借りて、聞き苦しかったことをお詫びいたします。
このイベントでは、友人のティニさんが主宰するインドネシア舞踊グループ「ドゥタ・メラティ」による踊りの数々も披露されました。彼らの演技を見るだけでも、このイベントは意味があったと思えました。
NHKの海外放送「ラジオ・ジャパン」インドネシア語放送の取材もあり、私も少しだけインタビューされました。以下のサイトで、1週間をめどに聴くことができるようです。
Tamatebako: Penggalangan Dana bagi Korban Bencana Palu di Tokyo
現地訪問を踏まえたスラウェシ中部地震の現状に関しては、情報ウェブマガジン「よりどりインドネシア」にて報告していくとともに、必要があれば、日本あるいはインドネシア等での講演依頼にも、積極的に応じていきたいと思います。
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