大学時代に所属していたサークルが100周年を迎えていました。それに気づかせてくれたのがフェイスブックでした。
先週のとある日、大学時代のサークルの一つ上の先輩たちが久々に集まって温泉旅行に行った、という記事がフェイスブックに上がっていました。友達関係にある私の先輩が投稿したものでした。
写真が付いていて、懐かしい先輩方の顔があって、思わず、「いいね」を押してしまったら・・・。
写真に写っていた、懐かしいもう30年以上会っていない先輩からフェイスブックで「友達申請」が来て、承認して友達になったら、すぐにその先輩からメッセージが来ました。
そんなこんなしているうちに、大学時代の所属サークルである男声合唱団が2月3日に100周年記念演奏会を行なうことを知りました。
はい、実は、高校、大学と男声合唱をやっていました。トップテナーでした。
大学を卒業してからは、合唱など全くしていないのですが、一時期、ジャカルタで男声合唱を再開しようと思ったことがありました。でも、「月光とピエロ」の高音が出ず、断念しました。
ともかく、100周年記念演奏会へ行くことにしました。
行ってみたら、もう歴代の先輩方がたくさん来られていて、私の代など、まだまだ若手。OBの男声合唱団は団員の平均年齢が70歳代なのでした。
合唱を人生の友として長年歩んでこられた方々の熱さに、一時期は自分もそうだったのに、圧倒されました。
その熱さになぜかついていくことができず、そそくさと会場を後にしたのでした。
でも、また、時々、聴きに行くことと思います。
私もまた、属していた高校のオーケストラが今年創立60年、大学のオーケストラが2年前に創立100周年だったのですが、松井さんがお感じになったとおそらくかなり同じように、今でも熱心に続けている方々の「熱さ」に「ついていけない」自分がいます。自分にとって音楽がとても大切であることは確かですし、高校・大学時代がその大切な出発点だったと感じてもいるのですが、仕事や生活の中で「演奏」に注ぎ込む情熱の総量に、どうしても「ついていけない」=自分にとっての音楽はそういう形ではない、という気持ちです。そんなことをまたいつかお話しできればと思います。
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