以前から、思っていること。
地域の人々は、自分たちが生活する地域について、どこまで知っているのだろうか。自分たちのところには何もない、と言って、よそから来るもののほうが優れている、素晴らしいと思ってはいないか。
よそのほうが優れている、素晴らしいって、何をもって言えるのだろうか。
自分たちしか持っていないもの、それは何か。
自分たちでは取るに足りない、大したことないと思っていたものが、よそ者にとっては、価値のあるものだったりする。そして、そこで、地域の人々は自分たちの持っているものが価値のあるものだと気づく。
でも、よそ者が常に正しいとは限らない。自分たちでその価値を確信できない限りは・・・。
今、思うこと。
地域の人々が、自分たちが生活する地域について、より深く持続的に自分たちで学ぶ機会を創る。
地域と地域をつなげながら、学ぶ機会を創るノウハウを他の地域へ広めていく。同時に、学び方、教え方の手法を深める。
そして、地域の人々の気づきを自然とうながせる、適切なよそ者を育てる、増やす。
よそ者は決して教えてはならない。気づかせるのだ。地域の未来を創るオーナーシップは、常に地域の人々にある。
すべては、地域の人々が、もうこれ以上、よそ者にだまされないために。よそ者は、地域の人々からもう必要でなくなれば、黙って立ち去るのみ。
私が教えないコンサルティングを標榜している理由、私なりの美学。日本はもとより、世界中のどこでも。
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