ちょうど私が帰国した8月6日から、リオデジャネイロ・オリンピックが始まりました。
このところ、ずっとインドネシアにいたせいもありますが、もう10年以上、オリンピックというものをほとんどテレビで観ていませんでした。日本のテレビでは、日本選手の活躍が中心の番組構成になっていて、それが繰り返されるので、ちょっと辟易してしまったこともあります。
今回は、自宅で家族一緒にオリンピックを観ているのですが、我が家の場合、日本選手の活躍云々はあまり興味がなく、「こんな種目があるんだ」とややマイナーな種目を楽しむ傾向があります。
たとえば、エアピストルとか、カヌーカヤックとか、アーチェリーとか。重量挙げもなかなか面白いものでした。
重量挙げ女子48キロ級は、タイのSopita Tanasan選手が金、インドネシアのSri Wahyuni Agustiani選手が銀、日本の三宅宏実選手が銅でしたが、日本のテレビでは三宅選手しかスポットが当てられません。他の選手はどうだったのか。
実は、インターネットで、オリンピックのすべての試合を観ることができるサービスをNHKがやっていて、我が家ではそれに、はまり始めています。これを使えば、タイやインドネシアの選手の様子も観ることができます。
それだけでなく、重量挙げだと、選手の体力を見せつけられるだけでなく、舞台袖で選手を見守るコーチの喜怒哀楽や舞台裏での選手とコーチの様子、何キロのバーベルに挑戦するかのチーム間の駆け引き、といったものも観ることができます。重量挙げが実は心理戦であることを初めて知ったりもしました。
エアピストルでのベトナムの選手とブラジルの選手との駆け引きも、なかなか見ごたえのあるものでした。
テレビ以外に、パソコンでインターネットをつけながら、あまり知らない種目を観る、という楽しみが、オリンピックを通じたスポーツの新たな面白さを感じさせてくれるような気がします。
0 件のコメント:
コメントを投稿