2019年11月14日木曜日

人形町の黄金芋屋さんと甘味屋さん

用事があって、妻と一緒に人形町方面へ出かけた。

人形町といえば、色々な名物が目白押し。有名な黄金芋を買いに、壽堂を訪れた。


間口の狭い店に入ると、年代ものの木箱に入った「御見本」を見せてくれる。小さな区枠のなかに、すてきな生菓子が並んでいた。

黄金芋は別に包まれていて、3個入、5個入という感じで、気軽に買えるようになっていた。

注文したお菓子を包んでくれる間にお茶が出てくる、という気配りの良さ。とても気持ちの良いお店だった。

次に訪れたのは、壽堂と道を挟んでちょうど反対側にある甘味処の初音。

ここも古くからの良さを残している店で、栗あんみつをいただいた。


季節柄、栗あんみつを頼んだのだが、この栗がとても美味しかった。それだけでなく、ここの餡の絶妙な美味しさ。

給仕してくださるおばさんたちの無愛想さも、何となく世の中に媚びない、古き良き東京の雰囲気を醸し出していて、嫌な気分はなかった。

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