用事があって、妻と一緒に人形町方面へ出かけた。
人形町といえば、色々な名物が目白押し。有名な黄金芋を買いに、壽堂を訪れた。
間口の狭い店に入ると、年代ものの木箱に入った「御見本」を見せてくれる。小さな区枠のなかに、すてきな生菓子が並んでいた。
黄金芋は別に包まれていて、3個入、5個入という感じで、気軽に買えるようになっていた。
注文したお菓子を包んでくれる間にお茶が出てくる、という気配りの良さ。とても気持ちの良いお店だった。
次に訪れたのは、壽堂と道を挟んでちょうど反対側にある甘味処の初音。
ここも古くからの良さを残している店で、栗あんみつをいただいた。
季節柄、栗あんみつを頼んだのだが、この栗がとても美味しかった。それだけでなく、ここの餡の絶妙な美味しさ。
給仕してくださるおばさんたちの無愛想さも、何となく世の中に媚びない、古き良き東京の雰囲気を醸し出していて、嫌な気分はなかった。
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