摺上川ダムの建設構想は1960年代に遡り、1973年に国が予備調査を行いました。1992年に工事が開始され、2005年9月に完成しました。
でも、私の子どもの頃、1970年代には、摺上川ダム建設に関する強い反対運動があったように記憶しています。連日、ダム建設反対運動が新聞を賑わせていて、ダムが本当に建設されるのかどうか、不確かな状況だったように覚えています。
その印象が強く残っていたので、摺上川ダムが完成したのは知っていたものの、本当にどうなっているのか、見に行こうという気にはなれませんでした。
実際、茂庭地区の奥の名号集落や梨平集落がほぼ全てダムに沈んでいました。私の子どもの頃、名号行きや梨平行きの福島交通のバスをよく見かけたものでした。茂庭へ行く道路は狭く、茂庭というと山奥というイメージがありました。
現在の国道399号線は、片側1〜2車線で道幅は十分広く、快適なドライブでダム湖まで行くことができました。
この辺は、猿や熊がよく出てくるようです。
風が強く、また同行者の時間があまりなかったので、今回はさっと見ただけでしたが、次回は、ダム湖のすぐ近くにある茂庭生活歴史館をぜひ訪問したいと思います。
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