2020年7月9日木曜日

「よりどりインドネシア」第73号発行、4年目突入



2020年7月8日、ウェブ情報マガジン「よりどりインドネシア」第73号を発行しました。今号で、2017年7月に創刊してから4年目に突入しました。

この間、一度も欠号を出すことなく、毎月2回、計73本の「よりどりインドネシア」を発行し続けてこれたことを嬉しく思います。これもひとえに、執筆者の皆さんと購読者の方々、そしてそれ以外の方々からの応援や励ましのおかげであると、ここに深く感謝申し上げます。

インドネシアはバリ島やジャカルタだけではない、数え切れない様々ないくつものインドネシアがあることを、少しでも日本の皆さんに伝え、知って、楽しんでもらいたい、という「よりどりインドネシア」の主旨がどの程度受け入れられてきたか、まだまだ確信は持てません。ただ、日本の地方が様々であるように、いやそれよりもはるかに多様なインドネシアの様子を伝えていく活動は、今後も続けていきたいと思うのです。

別のポスティングで話をしようと思いますが、ウェブ情報マガジンに加えて、オンラインを活用した月例オフ会のほか、一般の方々向けの無料特別講座も行なっていきたいと考えております。

以下、「よりどりインドネシア」第73号の内容をご紹介しておきます。

カバー写真は、フィリピンとの国境近くの北スラウェシ州サンギヘ島の
市場でサゴ椰子澱粉を売るおじさん

▼コロナ禍での中国人労働者の入国許可問題(松井和久)
コロナ禍のなかで中国人労働者500人の入国が政府によって許可されました。松井はそれへの抗議行動と入国許可の背景を探りました。

▼ロンボクだより(33):折り重寝る子どもたち(岡本みどり)
岡本さんの連載は、子どもたちの「折り重寝る」様子を微笑ましく描いています。コロナ禍での社会的距離のことを考えてしまいます。

▼ラサ・サヤン(7):~私のインドネシア音楽~(石川礼子)
石川さんの連載は、ご自分の音楽の話から始まるのですが、それを超え、音楽を通じてインドネシアと故郷の浜松市とをつないでしまう展開がすごいです。

▼いんどねしあ風土記(19):ヌサンタラ・コーヒー物語(中編)~コーヒー文化紀行~(横山裕一)
横山さんのコーヒー物語は中編です。アチェのコピ・サリン、ジョグジャのコピ・ジョス、ドリアンとコーヒーとの関係が紹介されていますが、それぞれ独特のコーヒー文化、奥が深いです。後編は次の第74号へと続きます。

引き続き、ご愛読のほどをよろしくお願いいたします。 


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