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2016年6月21日火曜日

ガンビールとの出会い(3)

パッパク・バラット県を訪れた後、ガンビールに関する情報ファイル(インドネシア語)が送られてきました。送り主は、同県でガンビール加工を促し、加工品の販売を始めた県営企業の幹部です。

それによると、ガンビールは標高200〜800メートルで育ち、気温26〜28度、湿度70〜85%、土中のpHが4.8〜5.5、年降水量2,500〜3,000ミリの赤道付近で育つとされ、インドネシアのスマトラ島には適地があるようです。

ガンビールの加工品としては、まず、ガンビール茶です。ガンビールの葉を数日間天日干しし、それを細かく砕いて、ティーバッグに入れたお茶です。地元の皆さんと一緒にいただきました。カテキンは熱いうちに摂取しないと効果がない、と言われて、アツアツを飲みましたが、甘い。砂糖が入っていました。


機械がちょうど修理中で、手作業でティーバッグ詰めをしていました。


ガンビール茶のほかに、ガンビールでインクを試作していました。ガンビール製のインクを次の選挙の際に、二重投票禁止の印用のインクとして使ってもらうよう、北スマトラ州選挙委員会に働きかけているということでした。



そして、できれば、プリンターのインクにも使えないか、と思っているようです。プリンター製造メーカーにかけあってみたらどうか、と勧めてみました。

ほかにも、健康に良いガンビールのエキス抽出後の葉を発酵させて飼料にし、牛に食べさせて、牛糞を有機肥料にして、ガンビールや他の農作物に使う、というアイディアもあるようです。ガンビール牛の肉も、何か健康に良さそうな気がします。

日本ではあまり知られていないガンビールですが、パッパク・バラット県でいろんなことを知りました。彼らがガンビールを軸にした地域振興を考えるのは自然なことに思えるほどでした。

ガンビールに興味のある方や企業があれば、是非、ご連絡ください。ガンビールに関する情報ファイル(インドネシア語)も英訳する予定です。場合によっては、私がパッパク・バラット県までご案内してもかまいません。

なお、余談ですが、ジャカルタのガンビールの由来は、このガンビールとは違うようです。ウィキペディアによると、ジャカルタのガンビールは、オランダ人の名前から取られたもののようです。

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