2017年2月1日水曜日

新宿でハラル・ラーメンを食べる

先週、インドネシア・マカッサルから来訪した友人一家と一緒に、富士山、山中湖、御殿場プレミアムアウトレットモールへのツアーに参加した後、新宿のハラル・ラーメン桜花に連れて行きました。


この店のことは前から気になっていて、いつか食べに行こうと思っていたのですが、なかなか機会がなく、今回、友人を連れて行くという名目で食べに行くことができました。


午後7時、東京メトロ丸ノ内線の新宿御苑駅近くにあるこの店に到着。すでに、店の外で5〜6人が待っていました。おー、人気店なのか。

冷たい風に吹かれながら、友人一家と待つしかありません。店の外には椅子が4つ置かれ、寒さよけの毛布も用意されていました。

お客さんはマレーシアから観光で来たカップル、インドネシア人の家族、そして我々。店の前に順番待ちの名前を書いていると、中から女性店員が出てきました。

すると、私の顔を見て、何の躊躇もなく、「今まだ時間がかかります」とインドネシア語(マレーシア語ではない!)で話しかけてきました。あれ?と気づくまで、しばし時間がかかりましたが。都内の某大学で勉強している留学生でした。

満員の店内をのぞくと、客はインドネシア人がほとんどで、他に中東系のグループ。ラーメン店なのに、なかなか席が空きません。

寒風のなか、待つこと40分。ようやく中に入れました。そして、なぜ席がなかなか開かなかったのかがわかりました。

この店の夜のメニューは3つのコース・セットしかなかったのです。スパイシーコース、普通コース、ベジタリアンコースの3つで、ラーメン以外に、鶏つくね(+80円で牛つくねも可)、ラーメンのトッピング用の鶏の焼肉・煮卵・ベビーコーン、麺を食べた後のスープをかけるご飯、がつくセットでした。





普通のような、ラーメンだけさくっと食べて店を出る、というものではありませんでした。

このセットの出てくるのに、意外と時間がかかるのでした。そして、客は、飲み物を飲みながら、このセットメニューをゆっくり食べるというスタイル。これなら、なかなか席が空かないのも無理はありません。

麺は茹で加減がちょうどよく、具がスープの中に入っていないので、スルスルと食べることができました。スープはあっさり系の海鮮味ですが、煮干やエビの味が前面に出るタイプとは一線を画していました。

私は普通セットを頼んだのですが、日本の一般的なラーメンを食べている身からすると、今ひとつ、味がおとなしすぎて、飽きてしまうような味でした。クセになるような味ではなかったです。

カウンターだけの店ではありますが、回転率の早い一般的なラーメン店とは違う店でした。お客さんは皆外国人で、日本人の客をターゲットにしている感じはありませんでした。おそらく、ハラルだからという理由で通う客はいても、常連客を狙っているようにも見えませんでした。

それでも、友人一家は大変満足し、とても感謝されました。自分一人で食べに行くことはないと思いますが、次回、また、ムスリムの友人が来訪し、希望があれば連れて行きたいと思います。


ラーメン桜花のホームページはこちら。http://www.m-ouka.jp/

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