久々にマカッサルで長い時間を過ごし、久々にマカッサル国際作家フェスティバルにしっかりと参加しました。これまで、時間の都合がつかず、参加できなかったり、2日程度しかいられなかった年もありました。今年は、3つのパネルでパネリストになるなど、よりコミットしたという満足感があります。
来年のマカッサル国際作家フェスティバルに関しては、自分もセッションを2つぐらい持ってみたいと思い始めました。1つは、東日本大震災後の東北の文学及び地域文化に関するセッション、もうひとつは、マカッサルにおける華人文学者と若手作家との対話を実現するセッションです。
具体的な内容はまだこれから考えていきますが、何らかの形で、このフェスティバルを通じてマカッサルと東北をつなぎ、マカッサルのなかの非華人と華人とをつないでみたいと今の段階では思います。
会社として、このフェスティバルをビジネスとしては考えることは難しいです。しかし、インドネシアにおける自分のローカルの拠点がやはりマカッサルだと改めて確認できた以上、マカッサルで今起こっているポジティブな動きを少しでも支え、他のローカルとそれを繋いでいくことが、私の役目ではないかと強く感じた次第です。少なくとも、有望若手作家セッションへのスポンサー役を続けていきたいと考えています。
そんなことを、数日前、マカッサルの夕陽を見ながら、思いました。今年は、別の用務で、マカッサルにはまだ何度か来ることになりそうです。
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